久々の居酒屋

習い事に行ったが、今日はノリきれず先生もそれを感じたのか早めに切り上げた。にしては、その後の話が長かったが…

 

バック・トゥ・ザ・フューチャー映画館観覧を眼鏡無しで挑むか、久々に呑みに行くかで悩みながら駅に着く。

 

35周年記念の10/26のみの特別公開だから行くぞ!

と改札をくぐったものの、視界が悪い。何故眼鏡をわざわざ鞄から出してしまったのだろう…

 

これも運命と受け止め、家へ帰るのホームへ降りた。

電車が遅れていると放送が流れる。何度聞いても内容がずっと変わらない。何十分も待って休みの日にギュウギュウの電車に乗ってらんないと方向転換。

 

本屋で呑みながら読む本を吟味。

映画化された本と本屋大賞は間違いないので、そこからチェック。その後は平積みの本を流し見して文庫本コーナーを一周。レジ前にどーんっと積まれたハライチ岩井さんのエッセイにした。

 

ウキウキしながらコロナ前に時々行ってたやきとり家に向かう。向かった。向かったのに。開いてない…

本屋で時間使いすぎて映画は間に合わない…

 

仕方ないからやきとり食べられるお店にシフトチェンジ。入り口のハッピーアワーと牡蠣に惹かれて入店。

 

カウンターと言う名の壁沿いの孤独席に通される。

少し離れたところに盛り上がってる机があり、孤独なのに騒がしい席に通した店員さんを恨む。

 

本日のおすすめに銀杏発見!

牡蠣は生、焼き、フライと並んでいて、生が食べたかったがひとりで食べて当たったらツラいとひよってしまい、牡蠣フライにする。

どっちとも正解だった。銀杏のしたには粗塩がこんもりしてて、牡蠣はアツアツ。レモンサワーがススムすすむ。

 

どうせ居酒屋来たんだから、家で飲み食いできないものがいいなっと次のメニューを悩む。ひとりだと何品も頼めないから熟考するのが楽しい。

少し寒い席だったので、ふぐのヒレ酒を注文。

あー、これこれ。蓋を開けたときのふわっと香るあったかい湯気。うまうまだわぁ。

 

岩井さんの本片手に美味しいお酒がすすむなか、騒がしい席の声が耳に入ってくる。

職場の仲間らしく、酔った先輩が上を目指そう会社を変えよう。お前は上にいきたくないのか?何の目標をもって働いてるんだと熱くなっていた。めんどくさい飲み会だなって聞いてたら、女の子が怒りはじめた。目標も何も先輩達が上目指そうとしてないのに、飛び越えて何かするきになりませんよ。何のメリットも無いじゃないですか。だから、辞めたんですよ…と突然泣き出す。

情緒不安定w そして、辞めたこに何熱くなってるんだよと先輩へ心の中でツッコム。酒飲むってこういうことだよなって思い出して楽しくなる。

 

ひとり飲みの楽しさは、周りの会話を盗み聞き出来ること。これを聞くために本や携帯でカモフラージュしてたんだ。自分の趣味を取り戻した気がする。

 

そんなこんなでお腹いっぱいになり帰宅。

金額は3,700円。スーパーだったら豪遊だなって思いつつも、盗み聞きで気持ちが埋まったためペイ!

 

いい夜でした🌙